日高精機株式会社 熱交換器用フィン順送金型ならびにフィンライン設計・製造 精密順送金型設計・製造

日高精機

Interview03 電気も機械もわかる
エキスパートを目指したい

技術2部・電気設計グループ/2021年入社
山崎一真(やまざき・かずま)さん

人の暮らしに関わる仕事にひかれて

出身は佐久で、大学は諏訪でした。地元信州で、人々の生活に関わる機械であるエアコン関係の設計・製造に携われることに魅力を感じて入社しました。入社してみたら、高度な技術を空調メーカーから評価されて、強い信頼につながっていることを知りました。
当社は熱交換器分野に特化したニッチな企業ですが、熱交換器はエアコンの心臓部で、そこを技術で支えている凄さも感じています。
加えて、自分が設計したものが製品となって実際に動くところまで見届けられる職場環境にも満足しています。

自分が生まれる前の機械から日高精機の歴史を知る

今いる技術2部・電気設計グループで、お客様のところで長年使っていただいている装置の改修工事を手がけました。自分が生まれる前から稼働している装置で、一部を新機種に移行するという仕事です。お客様のほうで独自の改造を施しており、しかもその資料や図面がなく、手探りの状態でした。上司や先輩からアドバイスをもらいながら構想を組み立て、「昔の機械はこんな感じだったんだ……」と、学ぶことが多かったです。当時は電気設計グループに異動したばかりで、ほとんど分からないことにその場でトライするというハードな現場でしたが、無事に工事を終わらせることができ、なんとかここでもやっていけそうだとほっとしました。

電気も機械も分かるエキスパートになりたい

実は電気については学生時代から苦手意識がありました。あまり乗り気ではなかったのですが、やってみたら意外と楽しいところもあって、回路図やプログラムをつくって思った通りに動かすことができると、理解が進んでいることが実感できます。他部署にいる同期から電気の動作について聞かれることもあります。
これからは機械装置関係の設計にも挑戦したいです。電気のハード面もソフト面も知識が豊富で、装置の構造も動作にも詳しい先輩がいるんです。とても尊敬していて、自分もそんなエキスパートになりたいと思っています。これからは、電気も機械も分かる設計者として仕事を深めていきたいですね。