日高精機株式会社 熱交換器用フィン順送金型ならびにフィンライン設計・製造 精密順送金型設計・製造

日高精機

Interview02 SEも対話や交渉のスキルを身に着け
0から1をつくる仕事ができる環境

総務部・システム管理グループ/2022年入社
髙栁僚(たかやなぎ・りょう)さん

プログラムをやりたくてこの道に

 私は幼い頃から機械を分解するのが好きで、段々と機械の構造だけでなく機械の内部的な仕組みにも興味を持ち始め、そこからプログラミングに興味を持ちました。好きなことは長時間やっても平気な性格なので、仕事でやっているプログラミングも長時間やっても苦になりません。
大学は情報工学科に進んで、就職活動する中でシステム管理という仕事があることを知り、まさに自分の興味を活かせる仕事だと感じました。当社のことを知って調べる中で、経営理念の中にある「満足感を届ける」という一文にひかれました。

システムエンジニアも活躍できる環境

入社後は製造と製品の組み立てを行う部署を経験して、今はもともと希望していたシステムエンジニア(SE)として仕事をしています。社内ネットワークや社内ツールをつくるのが主な仕事ですが、たとえばお客様所有の当社機械の稼働状況が分かるデータを当社まで飛ばしたり、海外のお客様がお持ちの機械のプログラム書き換えを遠隔で行ったりという、いわゆるIoTの仕事も手掛けています。
 それまで当社になかったIoTをつくったのは、大ベテランの前任者でした。SEというと、パソコンに向かってひたすらプログラムを作成しているイメージかもしれませんが、0から1をつくるような仕事をするならば、他部署との対話や交渉のスキルも必要です。

社内からの声が改善のヒントに

当社が、SEが関わるような仕事やIoTシステムの構築を本格的に始めてから年数がまだ浅いので、社内には“伸びしろ”はたくさんあります。社内ツールがいろいろできてきたことで、要望も出てきやすくなりました。
たとえば「(データベース化されている)出張の報告書がもっと使いやすくならないか」という要望がありました。動作が重かったのが、改善して1/3のスピードで開くようになりました。上司から「使い勝手がよくなったと言われたよ」と聞き、やってよかったと思いました。
今の当社には、会社全体で業務の高効率化を進めており、どんどん進歩させていこうという勢いがあり、効率の良いやり方を採用する柔軟性があります。社内の雰囲気はとてもよくて、上司や同僚に気兼ねなく質問や相談ができます。風通しの良い環境の中で、前任の先輩のような、一からつくる仕事ができるようになるのが目標です。